一般的なWEBサイト制作の料金について【価格帯別・2018年】

2018.08.09

2018.08.09

WEBサイトの制作を発注したくて、見積もりを出したら、とんでもない見積もりが帰ってきたという経験や、安くやってくれたけど、品質に納得がいかない。と思った方は比較的多いと思います。
今回の記事では、WEB制作会社に発注する際の、一般的な料金相場を価格帯別にまとめてみました。
もちろん会社によって多少は上下しますが、おおよそこのあたりが相場ではないかという部分を、他社のWEBサイトの料金表や、過去の自社の見積もりの経験から出しております。

20万円前後

コーポレートサイトであれば、5,6ページで、お問い合わせフォーム付き、更新システム(WordPress)の導入ができます。
ただ、オリジナルデザインや機能やデザインにこだわった制作ができなくなるので、オリジナルでも簡単なものか、もしくはテンプレート等を使用して制作が行われることが多くなると思います。

ランディングページであれば、原稿やレイアウト構成をご支給という前提で、レスポンシブデザイン(スマートフォン対応)・お問い合わせフォーム付。
ボリュームは目安として縦5,000px程度までのボリューム想定程度であれば、20万円前後でできる会社もあると思います。
(弊社はおおよそこの程度を平均的な料金と判断し、制作を請けております。)

50万円前後

お客様のご要望をしっかりお伺いしながら、ご希望のイメージに沿ったオリジナルデザインのWEBサイトが制作可能になってくるのが、4,50万円前後の価格帯です。
PC・スマホ対応のレスポンシブデザイン、更新システムも導入も標準でついてきます。

仕様によっても金額に差は出ますが、おおよそ、10〜15ページ前後のボリュームでの制作が可能となります。
制作内容・料金共に標準的なラインとなります。

ボリュームが厚めの(縦10,000px程度以上目安)ランディングページもおおよそこの価格帯になってきます。
ボリュームが少なめの場合は、制作会社側で、構成設計・ワイヤーフレームの作成や原稿のご用意も可能になります。

100万円前後

戦略的なマーケティング施策と制作を含めると総額で100万円前後もしくはそれ以上費用がかかってきます。
もしくは、制作のみでも4,50ページ以上あるような場合や、派手な演出、システム開発が多く含まれる案件になってくると、100万円、200万円と
かかってくることもあります。
こちらに関しては、仕様やボリュームが案件により大幅に変わってきますので、WEBサイト制作について何を求めているのか、集客性やデザイン性、機能性やボリュームをしっかりと考えた上で制作会社と相談し、最適な要件を定義すべきかと思います。

月額制

制作費は無料で、毎月定額で支払うプランになります。
一括で支払う余裕のない方には良いプランかと思いますが、月々どのような運用がされていて、何年の契約が必要なのかをよくみておく必要があります。
例えば、50万円前後相当のWEBサイトを月額で支払うとなると、20,000円/月で2年程度が妥当な部分かと思いますが、更新作業や、ドメイン・サーバの保守費用が入る場合は、さらに高くなってきますし、何年間支払いを続けて総額でいくらになるかを判断しておく必要があります。
それに対しての制作内容が妥当なのかをよく検討しましょう。

まとめ

WEBサイト制作の料金は、料金によりできることが大きく変わりますので、ご自身がどれぐらいのものが欲しいのか、しっかりと理解しておく必要があるのと、相場感をしっかり把握しておく必要があります。
お客様側としても、不要な機能やボリュームで費用が必要以上にかかるのも避けたいと思いますが、制作会社側も見積もりが高いからと言って値切られると赤字になってしまい、お互い良い関係を築けません。
WEBサイトは運用していくのが大切なので、長く付き合える制作会社やデザイナーと契約をしましょう。
費用は、安ければ良いと言うものではありません。品質の低下にも繋がりますし、制作側が赤字になり、長い付き合いができなくなることもあります。
高くてもオーバースペックな場合がありますので、不要なものはカットした方が良いでしょう。
あくまで、お客様にとって適切な制作内容・運用をすることを目指して、協力しあいながらプロジェクトを進めていくことが大切です。

KEiSoN★

インターネット・ITに将来の可能性を感じ、デジタルハリウッドオンラインスクールで、webデザインを学ぶ。
2007年よりECカート開発会社にてwebディレクター/webデザイナーとして従事。マネージャー職も務める。
2009年1月よりフリーランスのwebディレクター/Webデザイナーとして独立し、ノマドな働き方を試み始める。
過去16カ国ほど訪れ、一眼レフにその景色を収めながら時々ドローンも飛ばすなど、写真や映像のクリエイティブにも触れる。
2015年11月にスカイゴールド株式会社として法人化。
中小企業向けのWebブランディング・デザイン、Wordpressのオリジナルテーマ開発・オウンドメディア構築が得意。
国内外の様々な価値観・デザインに接触することで、幅広いクリエイティブや臨機応変にアイデアを提供する。