webサイト制作で、デザイン制作に入るときに気をつけなければならないポイントとして、「UI」「UX」というものがあります。webサイトを発注する際、ついつい雰囲気的なデザイン性や配色等ばかりが優先していませんか?
機能もレイアウトも配色にも本来は全て、そのビジネスに対して、ユーザーに対しての目的があってデザインをするのが重要です。
いざ発注となると、自分の好みに走ってしまい、肝心の「ユーザー視点」を忘れがちになります。
せっかく高い費用を支払ってwebサイトを制作して、好きな雰囲気に仕上がったとしても、使いにくかったり、中身の薄いものになってしまっては意味がありませんね。
今回はwebデザイン制作をするときに意識しておきたい、「UX」と「UI」のチェックポイントを簡単にまとめてみたいと思います。
コンテンツ目次
優れたUI(ユーザーインターフェイス)とは?
企業サイトやショップサイトのTOPページは、本でいえば表紙のようなものです。
表紙を一目見たときに、面白そうと思ってもらい、本を手に取って読んでもらう。というようなことが重要になります。
初見のインパクトでユーザーの心を引きつけられるような優れたwebデザインが理想です。
ただし、インパクトだけで中身の薄いものや使い勝手が悪いと、ユーザーはすぐに立ち去ってしまいます。
WEBサイトを綺麗に制作することはもちろん重要ですが、コンテンツの内容や、操作性は最も重要です。
webデザインは、「綺麗なwebサイト」をつくることだけではありません。
ユーザーサイトを訪れたときに目的のコンテンツに行くまでに迷わないよう、使いやすさに最大限配慮し、webサイト制作を行いましょう。
優れたUX(ユーザーエクスペリエンス)とは
UXはユーザーに気持ちよくwebサイトを使用してもらうために、気をつけておきたいポイントです。
ピーター・モービル氏という情報アーキテクチャ論の先駆者が提唱した、「ハニカム構造」という7つの要素をまとめました。
① 便利
ターゲットに対して有用性の高い解決策、コンテンツを提供する
② 使いやすい
目的ページまでの動線、ボタンの配置、案内のテキスト、すべてにおいて使いやすいこと。
③ 魅力的
ターゲットが見て魅力的なデザインである。
④ 探しやすい
webサイト自体を発見しやすいのか?
もしくは、webサイトの内の目的のコンテンツを発見しやすいのか?
⑤ 信用できる
ターゲットが安心して使えるかどうか?信頼ができるサイトか?
信頼性がなければユーザーの行動は生まれない。
⑥ アクセスしやすい
ターゲットがアクセスしやすいかどうか?
webの読み込み時間などの処理速度も考慮する。
⑦ 価値がある
ターゲットにとって価値のある内容になっているかどうか?
まとめ
いかがでしたか?
以上、簡単にチェックできるポイントだと思いますので、運営しているwebサイトを見ながらチェックし、現在のwebサイトの改善ポイントをまとめてみましょう。
リソースを大幅に使えない案件でも、基本的なことを踏まえておくと、後々の反応がずいぶんと変わってくると思います。