多言語サイト制作の手段①【マルチサイト機能×Multisite Language Switcher】

2016.09.06

2016.09.06

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多言語サイトをwordpressを使用して構築する際、管理のしやすい制作方法はないかと調べてたところ、いろいろ制作方法があるようなので、少しずつ試していきたいと思います。サイトの目的や設計によって最適な構築方法をしていかないと後で管理が大変になりそうですね。
静的なサイトであれば単にhtmlを複製して言語を入れ替えるだけで済みますが、wordpressで実装し、更新システムを組むという際には、管理の面も考慮するといろいろな構築手段が出てくるようです。

今回は一つの選択肢として、wordpressのマルチサイト機能を使用しながら、「Multisite Language Switcher」という方法はアリだなと思ったので、紹介したいと思います。

この多言語サイト構築方法の特徴

  • マルチサイト機能で、それぞれの言語のサイトを管理でき、プラグイン「Multisite Language Switcher」で、各サイトの同一記事を紐付けて行き来できるという程度のものなので、テーマファイルを制作する際、プラグインに依存しないで済む。
    プラグインを外しても、それぞれの言語が独立したサイトとして通常通り運用できる。
  • テーマファイルを、言語毎に管理できるので、同じテーマを使用しても、別のテーマを使用してもよいので、サイトの内容や目的に合わせて柔軟にカスタマイズできる。
  • お問い合わせフォーム(Contactform7)も各言語で構築することができる。

まずは、wordpressをマルチサイト化する。

構築方法は、まずは、wordpressをマルチサイト化するところからスタートします。
設定方法は、下記の記事を参考にしてください。

プラグイン「Multisite Language Switcher」をインストール

「Multisite Language Switcher」のプラグイン配布サイトから、プラグインのデータをダウンロードし、サーバの「plugin」フォルダにアップし、管理画面で「有効化」します。

片方の子サイトの言語を英語に設定する。

プラグインがインストールできたら、管理画面の左メニュー「設定」に、「(Multisite Language Switcher)マルチサイト言語スイッチャー」というものが出てきますので、これをクリックし、管理画面と、記事の言語の設定を行います。

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記事を入力してみる。

投稿画面で記事を入力する際、右側にもう片方の言語の記事が出てきますので、どの記事を紐付けをするか設定できます。
設定すると、紐づけた記事間を1クリックで行き来できるようになるので、非常に管理がしやすくなります。

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まとめ

こちらの方法を使用すると非常にスムーズに多言語サイトが導入できます。
構造がシンプルなので、不具合も起きず、他のプラグインにも影響を与えずに済みました。
テーマファイルは別で用意した方がよいと思いますので、それぞれの言語毎にテーマを指定しましょう。

KEiSoN★

デジタルハリウッドオンラインスクールで、webデザインの基本を学ぶ。
2007年よりECカート開発会社にてwebディレクター/webデザイナーとして従事。マネージャー職も務める。
2009年1月よりフリーランスのwebディレクター/Webデザイナーとして独立。2015年11月にスカイゴールド株式会社として法人化。
中小企業向けのWebブランディング・デザイン、Wordpressのオリジナルテーマ開発が得意。
国内外の様々な価値観・クリエイティブに接触することで、幅広いクリエイティブや臨機応変にアイデアを提供する。