タイといえば、金色の立派な仏像の寺院、綺麗な海、温厚で優しい人柄、おいしくて安い屋台料理、トゥクトゥク、田舎のほうへ行くと自然がたくさん。というイメージが先行しており、もちろんそれが名物で、それが最高に楽しいのですが、それだけではありません。
バンコクは、国自体がクリエイティブに力を入れているようにも感じます。バンコクの街が発展していくと共にものすごい勢いでクリエイティブな施設やショップが増えてきています。
この大都会バンコクの街を歩いていると、クリエイティブな広告やオブジェ、カフェ、アパレル、ショップ、ホステル等が多く目に入ってきます。
旅とクリエイティブが好きな僕としては、「旅」という視点でも「クリエイティブ」という視点でも楽しめる街というふうに思っています。
BTSプロンポン駅に直結している大型ショッピングモール「エンポリウム」の6Fに「TCDC」という、国立のクリエイティブセンターがあります。
2003年にタイ政府がクリエイターの育成のために作ったという複合施設で、美術館、図書館、ミュージアムショップが併設されています。
コワーキングスペースで知り合った、タイ語でライターやブロガー活動を行っている男性から情報を聞き、行ってみることにしました。
広々としたエリアにスタイリッシュな受付カウンターがあり、ここで、入館の手続きをします。
今回は初回のトライアルで、1日無料で利用させていただきました。
中は、残念なことに撮影禁止です。
電源もあり、無料Wi-Fiも使え、広々とした清潔でスタイリッシュな空間で、気持ちよく仕事ができます。
タイ人デザイナーはもちろん、世界各国の様々なクリエイターがここで勉強や仕事をしています。
中に入ると、世界中から輸入された様々なジャンルのデザイン関連の洋書が棚一面にぎっしりとならんでいます。
日本でもおそらくこれだけデザイン書が揃っている図書館はないと思います。
ここにくる前にもサイアムパラゴンの紀伊国屋書店でたくさんのデザイン書を見て、驚いていたのですが、それだけでは無かったようですね。バンコクはデザインが勉強できる環境が非常に整っているなあと思いました。
日本は国内のデザイン書はいろいろありますが、海外のデザイン書がまだまだ少ないと思いました。
最寄駅: プロンポン駅
営業時間: 10:30~21:00
料金: 1日利用 トライアルは無料 (その他料金はこちら)
URL: http://www.tcdc.or.th/
住所: 6th Fl. The Emporium Shopping Complex 622 Sukhumvit 24, Bangkok[Google MAP]
隣にもお洒落なカフェがありますので、ちょっとした息抜きをしながら作業ということも可能です。
エントランスのカウンターに様々なイベントのフライヤーがおいてあります。
タイ語と英語のものが多く、理解が難しかったですが、デザインもよくできているので、参考になりました。
今回はたまたま、「Found Wood Working Project」というイベントの展示がされていました。
木を使った様々クリエイティブ作品を見学。
こちらのショップもデザイナーが頑張って作った作品が販売されていました。