WORDPRESSを静的HTML生成するプラグイン。

2013.03.01

2013.03.03

WORDPRESSとMOVABLE TYPEの大きな違いに、ページ生成処理があると思います。

◆WORDPRESS → 逐次動的にページを生成する。
◆MOVABLE TYPE → 記事投稿時に静的HTMLを自動生成する。

この相違点を知った時に、WORDPRESSでも静的なHTMLを生成できないかと思い、調べた結果、方法があったので、覚え書き。

1.プラグインを用意する

◆make-cache
今回のメインプラグインです(作者は日本人の方です)。
→ダウンロードはこちら

◆.html on PAGES
標準のパーマリンク設定では、対象が投稿記事のみとなってしまいますので、固定ページも *.htmlでアクセス出来るようにするプラグインです。

→ダウンロードはこちら

上記2つのプラグインを追加し、有効化します。

2.設定(URL表記をHTML表記にする)

◆パーマリンク設定の変更
「設定」→「パーマリンク設定」で「共通設定」の「カスタム構造」を選択します。
「/%postname%.html」を設定します。
今回は、カテゴリベースに分けたいので「/%category%/%postname%.html」としました。

◆「.htaccess」の変更
トップディレクトリにある「.htaccess」に下記を追加します。

RewriteRule .*\.html/.* /index.php [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !^.*(jpg|gif|jpeg|png|JPG|JPEG|GIF|PNG|bmp|BMP|css|CSS).*$

「.htaccess」を全て見ると、下記のようになります。

# BEGIN WordPress

RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule .*\.html/.* /index.php [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !^.*(jpg|gif|jpeg|png|JPG|JPEG|GIF|PNG|bmp|BMP|css|CSS).*$
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]

# END WordPress

◆HTMLの生成
「投稿」メニューに、「キャッシュ再構築」メニューが現れるので、メニュー内の「全てを再構築」をクリック。そうすると、静的HTMLが生成されます。

saikoutiku

これを導入してから、一気にページが軽くなったように思います。
いろいろな高速化プラグインがありますが、まあまあ効き目はあると思います。
自分のブログが画像を多用しているので、まだまだ課題は残りますが。。。
是非試してみてください。

KEiSoN★

インターネット・ITに将来の可能性を感じ、デジタルハリウッドオンラインスクールで、webデザインを学ぶ。
2007年よりECカート開発会社にてwebディレクター/webデザイナーとして従事。マネージャー職も務める。
2009年1月よりフリーランスのwebディレクター/Webデザイナーとして独立し、ノマドな働き方を試み始める。
過去16カ国ほど訪れ、一眼レフにその景色を収めながら時々ドローンも飛ばすなど、写真や映像のクリエイティブにも触れる。
2015年11月にスカイゴールド株式会社として法人化。
中小企業向けのWebブランディング・デザイン、Wordpressのオリジナルテーマ開発・オウンドメディア構築が得意。
国内外の様々な価値観・デザインに接触することで、幅広いクリエイティブや臨機応変にアイデアを提供する。