WORDPRESSとMOVABLE TYPEの大きな違いに、ページ生成処理があると思います。
◆WORDPRESS → 逐次動的にページを生成する。
◆MOVABLE TYPE → 記事投稿時に静的HTMLを自動生成する。
この相違点を知った時に、WORDPRESSでも静的なHTMLを生成できないかと思い、調べた結果、方法があったので、覚え書き。
1.プラグインを用意する
◆make-cache
今回のメインプラグインです(作者は日本人の方です)。
→ダウンロードはこちら
◆.html on PAGES
標準のパーマリンク設定では、対象が投稿記事のみとなってしまいますので、固定ページも *.htmlでアクセス出来るようにするプラグインです。
上記2つのプラグインを追加し、有効化します。
2.設定(URL表記をHTML表記にする)
◆パーマリンク設定の変更
「設定」→「パーマリンク設定」で「共通設定」の「カスタム構造」を選択します。
「/%postname%.html」を設定します。
今回は、カテゴリベースに分けたいので「/%category%/%postname%.html」としました。
◆「.htaccess」の変更
トップディレクトリにある「.htaccess」に下記を追加します。
RewriteRule .*\.html/.* /index.php [L] RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !^.*(jpg|gif|jpeg|png|JPG|JPEG|GIF|PNG|bmp|BMP|css|CSS).*$
「.htaccess」を全て見ると、下記のようになります。
# BEGIN WordPressRewriteEngine On RewriteBase / RewriteRule .*\.html/.* /index.php [L] RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !^.*(jpg|gif|jpeg|png|JPG|JPEG|GIF|PNG|bmp|BMP|css|CSS).*$ RewriteRule ^index\.php$ - [L] RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d RewriteRule . /index.php [L] # END WordPress
◆HTMLの生成
「投稿」メニューに、「キャッシュ再構築」メニューが現れるので、メニュー内の「全てを再構築」をクリック。そうすると、静的HTMLが生成されます。
これを導入してから、一気にページが軽くなったように思います。
いろいろな高速化プラグインがありますが、まあまあ効き目はあると思います。
自分のブログが画像を多用しているので、まだまだ課題は残りますが。。。
是非試してみてください。