インドネシア滞在4日目。少しずつ使い慣れてきたGrab Bikeをホテルの前に呼び、ジャカルタの激しい交通渋滞を颯爽と走り抜けながら、イスティクラル・モスクの前に到着する。Grab bikeの地図のピンの位置が少しずれていたので、エントランスから少し離れた場所に到着したが、徒歩圏だったので、メインゲートまで歩くことにした。
メインゲートに入り、エントランスまで歩く。
人混みに紛れながら、現地の子供たちや女性に黒い袋を差し出され、この袋に靴を入れて入りなさいと言われ、チップを要求される。
2,3人に声をかけられたが、少し気を許してしまい、2000ルピアのチップを渡し、袋を受け取った。
目を引かれてしまうのはやはり大勢のヒジャブを被った女性達。
日本やイスラム圏以外の外国では目にできない光景だけに、異空間に感じる。
人混みに紛れ、中に入ってみると、いつの間にか受付を通り越して、1Fの礼拝堂の方へ入ってしまい、少し迷子になってしまった。
2Fへ周り、少し眺めた後、階段をおり、もう一度1Fを歩き回っていると、外国人用の受付のカウンターから、女性に声をかけられ、こちらで受付して、名前や宗教、国籍や、入館時間を記入してくれと言われ、ペンを持つ。
ハーフパンツ等肌を露出した服装は禁じられているので、ガウンを借り、2Fから見学するのなら良いとのことで、階段を上がると、ちょうど礼拝の時間になっていたので、1Fにいる大勢のイスラム教徒の人々がメッカの方向へ頭を下げながら、礼拝を初めていた。
それにしても巨大な寺院。
以前マレーシアのブルーモスクにも行ったことがあるが、イスティクラル・モスクは東南アジア最大規模で、12万人が収容できるらしい。見るからに存在感が大きく、礼拝時間に放たれる異教徒の独特の雰囲気を肌で感じながら、しばらく眺めていた。
実は昨日夕方に一度モスクに入ろうとしたのだが、ゲートで公式な観光案内人だと名乗る男に声をかけられ、「ガイドをつけなければ中に入れない。ガイド料が約3,000円程度かかる」と言われ、しつこく交渉を迫られたが、事前の調べで、そんなに費用がかからないことを知っていたので、一悶着の挙句、一度退散した。
モスクの門を入ってすぐに声をかけられるので、イスティクラル・モスクに足を運ぶ際は是非とも注意してほしい。
入館料は無料で、ガイドがつく場合は受付カウンターにいる人が案内してくれるので、その人にドネーションとして、10,000〜50,000ルピア程度渡しておけば問題ないだろうと思う。
営業時間: 4:00〜21:00
料金: 入場料無料 館内でガイドをつけた場合は寄付を
住所: Jl. Taman Wijaya Kusuma, Ps. Baru, Sawah Besar, Kota Jakarta Pusat[Google MAP]