もうすぐゴールデンウィークがやってきます。
最近は、ローコストキャリア(LCC)がかなり普及してきたこともあり、より一層海外旅行への需要が高まっています。この記事を読んで頂いている方の中にもゴールデンウィーク中に海外旅行へ行かれる方がいらっしゃるかと思います。
旅行中にノートPCや、タブレット、スマホ等を肌身離さず持ち歩く人は多いと思いますし、最近は一般的にもWi-Fiが広く普及しております。
海外の渡航先でのセキュリティ対策はもちろんですが、日本国内でも空港や、カフェ、ホテル等の公衆のWi-Fiを利用する際にはセキュリティに気をつけなければなりません。
公共のフリーWi-fiはセキュリティレベルが低いものが多いのも事実です。
セキュリティの低い環境下では、メールやネットバンキングの情報などを盗み取られる事件が多発しています。
ビジネスでインターネットを利用する方は勿論ですが、これからの時代、一般の方でもスマートフォンのセキュリティ対策は必須ですので、簡単に説明させていただきたいと思います。
公共のフリーWi-fiは暗号化されていない、もしくは低いものが多い。
自宅や会社で利用するWi-Fiは、通常は暗号化キー(パスワード)で暗号化されています。
接続するときに、無線LANルーターに記載されている暗号化キーを入力した覚えがあると思います。
暗号化キーの種類は、
・WEP
・WPA/WPA2
・WPA/WPA2 PSK(AES)
のように様々な種類がありますが、
自宅や会社の場合、Wi-Fiの暗号化キーが他人に知られていなければ、悪用されるリスクは低くなりますので、ひとまずは安心です。
ただし、「WEP」はもっとも初期に開発された暗号化技術ですので、現在ではセキュリティはほぼ皆無ですので、接続しないようにしましょう。
公衆のWi-Fiスポットでは、暗号化がされていない場合や、暗号化のレベルが低い場合があります。
特に不特定多数の人が集まるような場所では、悪意を持った第三者から情報を盗まれるリスクもあります。
駅や、空港などの公共施設は一見安全そうなイメージはするかもしれませんが、暗号化されず接続されるものが多いです。
実際に羽田空港、成田空港では、無料接続Wi-Fiは暗号化はされていませんので、個人情報や、仕事関係の重要なデータは送受信しないほうがよいでしょう。無料で提供しているものですので、サービスに落ち度があるということではありません。
有料サービスもありますので、高いセキュリティを求める方は有料接続を選択することができます。
個人的には高級ホテルや空港のようなお金持ちや重要なデータを持ち歩く人が集まりやすい場所のほうが危険だと思っています。
インターネットを接続しようとした時に、このような画面がでるような時は注意が必要です。
じゃあどうするの? Wi-Fiセキュリティソフトのススメ。
Wi-Fiスポットが暗号化されているかどうかを判断するのが難しい方には、Wi-Fiのセキュリティを守るVPNソフトの導入をオススメします。
一般的なセキュリティソフトは、ウイルス対策等がメインになってきますが、VPNソフトはwifi接続の盗聴対策用ですので、別物になります。個人的には2つのソフトを併用することをおすすめします。
VPS接続とは下記のようなイメージです。
私はソースネクストの「Wi-Fi セキュリティ」というものを使用しています。
このソフトは有名なHotspot Shieldと同一のものになります。
ソースネクストで契約をすると日本語のメールサポートがあることと、費用はWin、Mac、iOS、Androidを含め5台までインストールできて1年で2,980円というリーズナブルな金額になっています。
1ヶ月250円弱で、PCもタブレットもスマホ全て対応できます。
使い方も非常に簡単で、公共のWi-fiに接続する時にこのソフトをオンにするだけです。
▼ Wi-Fiセキュリティ
http://www.sourcenext.com/product/pc/sec/pc_sec_000898/
インターネットを使った仕事をしていない方でもセキュリティは気をつけておきたいものですね。
大切なクレジットカード情報や、ネットバンキングの情報、会員パスワード、個人情報等を扱う時には注意しましょう。
外出先では置き引きや、ひったくりだけでなく、データの「情報の盗難」のリスクがあるということも覚えておきましょう。