3日目。
ウイリアムズバーグ周辺を歩いてみることに。
Bedford Ave駅に到着し、地下鉄を降り、階段を登ると、群衆が道を塞いでいる。
メインストリートが通行止めになっており、道をたくさんのランナー達が駆け抜けていく。
ニューヨークマラソンを偶然目の当たりにできた。凄い活気だ。
周りのサポーターや、応援が、アメリカンスタイルでとてもテンションが高く、それを見てるだけでも心が踊る。
寄ってみようと思っていたフリーマーケットが、通行止めになっている道の向こう側にあるのだが、ランナーが走り続けていて横切れないので、しばらくマラソンを見物することになってしまう。
2,30分ほど見学していると、道の向こう側に渡りたかったのは、僕だけでは無かったようで、時々、道を横切りながら向こう側へわたっていく人が現れたので、僕も隙を見て道の向こう側に渡った。
しばらく歩いて、ブルックリンフリーへ入る。
中へ入ると、アメリカのアンティークなもの、ヴィンテージ服、アート作品等を販売する店や、フードコート等、パーク内に様々に店が立ち並んでいる。
見ているだけでもなかなか面白い。
しばらくして、パークの周辺をあてもなく歩いてみることにした。
この辺りも工場のような建物が多くあり、外壁に個性豊かなグラフィティーアートが描かれている。
しばらく辺りをうろつき、駅のほうへ戻る事にした。
マラソンが行われている通りへ戻って道なりに歩いていると、ひたすら強烈なインパクトを醸し出しているバンドを発見。
ウエスタンハットに星条旗柄のシャツにレザーパンツ、金髪のロングヘアーにサングラスのヴォーカル。
かなりのパンチが効いている。
そして、「BORN TO BE WILD」を熱唱。
地元のアメリカ人にとっても珍しいのであろうか、道を通っていく地元民のような人たちもしばらく足を止めて、写真を撮って、ということをやっていた。
道行く人はみんな笑顔だ。
そして地下鉄に乗り、なぜかユニオンスクエア駅で降りた。
街をうろうろしながら、屋台のフードを食べる事にした。
チキンオーバーライス。アメリカB級グルメの王道らしい。
サフランライスの上に何かのシーズニングで絡めたチキンが乗っていて、ホワイトソースがかかっている。
サイドにはシーザーサラダが付いている。
一人で食べきるのは正直つらいが、5ドル程度の値段で、このボリュームと、味なら物価の高いニューヨークでも割と経済的である。
しばらく、ユニオンスクエアの公園でまったりし、日が暮れてきたので、再び地下鉄に乗り、ゲストハウスへ戻る。
そして、夕食は、ニューヨークNo.1の人気とも言われるハンバーガー店、「SHAKE SHACK」へ。
ちょうどディナータイムまっただ中だったので、少しウェイティングをしたが、20分ほどの待ち時間で、オーダーすることができた。
アメリカのハンバーガーとしては、小ぶりなサイズで、全部食べきっても苦しくならない程よい量。
パンの柔らかさや、独特な甘み、肉のジューシーさと甘み、表面のほどよい少し苦みのある軽い焦げの焼き加減と、とろけたチェダーチーズが最高に美味い。
こんなに美味いハンバーガーを食べられる事も滅多にないだろうと、じっくり味わって頂いた。
そして、帰りのおみやげ店さんでちょっとクレイジーなサングラスを購入してから、ゲストハウスに戻り、深夜まで酒とトークでにぎわっていった。