Shopifyの配送・伝票アプリで実用的なものを4つ紹介します。

2021.04.22

2021.04.23

今回は、Shopifyの配送・伝票アプリで実用的なものを4つ紹介します。
Shopifyは英語圏のカナダ発のプラットフォームですので、住所のフォーマットや配送業者などの、仕組みや表記などが違う部分がありますので、これから紹介させていただくようなアプリを使用することで、日本の仕様に合わせたり、ショップ独自のフォーマットにすることができます。

1. データフォーマットを日本仕様にするためのアプリ「Japan Order CSV」

「Japan Order CSV」は、以下のShopify標準CSVのフォーマットの問題を解決するアプリです。

  • 文字コードがUTF-8なので、日本版Excelで開くと文字化けを起こす
  • 都道府県名が、都道府県コード(例:JP-13)のように出力されてしまう
  • 名前の順番が名・姓で出力されてしまう

「Japan Order CSV」を使用すると、「受注データ(Shopifyフォーマット)」をダウンロードする際、上記の問題が解消された形でCSVファイルの出力が可能になるというものです。

「Japan Order CSV」の対応CSVフォーマットは、

  • 受注データ(Shopifyフォーマット)
  • ヤマト運輸B2クラウド用のCSV
  • 佐川急便e-飛伝用のCSV
  • 日本郵便 ゆうパック、クリックポスト用のCSV

これらの、CSVをワンクリックで出力することが可能です。(こちらの機能はshopifyフォーマット以外は有料)

2. 【ヤマト・佐川対応】 配送日時を指定でき、CSVで配送伝票印刷と追跡番号を一括で更新。「Uchuya Shipping Cooperation」


「Uchuya Shipping Cooperation」は、配送日時や、CSVに関するこのような設定が可能です。

  • 配送日時を設定し、カート画面へ表示
  • 配送会社の送り状の設定
  • 送り状をCSVで出力し、一括で印刷
  • 配送の追跡番号(送り状番号)を一括で入力し、発送完了メールを送信

Shopifyは、英語圏のカナダで開発されたプラットフォームなので、日本の配送事情に対応するには、このようなアプリもEC事業者様には必要になることもあるかと思います。

3.請求書、ラベル、領収書、梱包票などのカスタマイズは、「Order Printer」


「Order Printer」は、Shopify上での明細書・領収書・請求書などの、配送の際に必要な書類を一度に印刷することができるアプリです。

書類のHTMLテンプレートのカスタマイズが可能になります。例えば、会社のロゴの画像を挿入したり、文字や線の色を変更したりといったカスタマイズができます。
ストア独自のフォーマットの書類を作成することが可能になりますので、ブランドイメージを損なわないデザインにカスタマイズをして、顧客に書類を送ることが可能になります。

国内・海外発送が簡単に。送り状、インボイス(海外)、納品書(国内)を簡単に発行できる「Ship&co」

「Ship&co」は越境ECにも対応した出荷管理システムです。
面倒な送り状とインボイスをワンクリックで発行でき、さらにShopify(複数店舗登録可)からの注文がリアルタイムで同期されるなど、国内のみならず、海外に商品を発送する際にも大活躍のアプリです。

「Ship&co」はShopifyストアと情報がリアルタイムで同期されますので、注文が入ったら貨物のサイズ・重量などの基本情報を入力するだけです。
1件あたり3〜5分かかっていた送り状、インボイス、納品書をわずか20秒で作成可能になります。

国内配送業者では、日本郵便、佐川急便、クロネコヤマトに対応。日本郵便のEMS(国際スピード郵便)も利用可能になっています。
また、佐川急便では代金引換の送り状発行も可能です。

海外への送料比較も簡単で、出荷する貨物のサイズ・重量を入力すれば、DHL、FedEx、UPSの料金を簡単比較できるので、一目で安い配送業者を探すことができます。

まとめ

いかがだったでしょうか?
こちら実際のクライアント案件でインストールさせていただいたことも何度かありますので、しっかり使いこなすことで、Shopify上での配送や伝票関連がもっと便利に使えるようになりそうですね。私のほうももっと詳しくならないといけないので、日々Shopifyアプリ関連の勉強を行っています。本当にShopifyはたくさんのアプリがありますので、知識を入れるのが大変ですね。

KEiSoN★

インターネット・ITに将来の可能性を感じ、デジタルハリウッドオンラインスクールで、webデザインを学ぶ。
2007年よりECカート開発会社にてwebディレクター/webデザイナーとして従事。マネージャー職も務める。
2009年1月よりフリーランスのwebディレクター/Webデザイナーとして独立し、ノマドな働き方を試み始める。
過去16カ国ほど訪れ、一眼レフにその景色を収めながら時々ドローンも飛ばすなど、写真や映像のクリエイティブにも触れる。
2015年11月にスカイゴールド株式会社として法人化。
中小企業向けのWebブランディング・デザイン、Wordpressのオリジナルテーマ開発・オウンドメディア構築が得意。
国内外の様々な価値観・デザインに接触することで、幅広いクリエイティブや臨機応変にアイデアを提供する。