こんにちは。WEBクリエイターのKEiSoNです。
2015年はいろいろなコンテンツを書いていきたいと思っています。
今回の記事は、趣味の一つでもある「一眼レフ」についての記事を書いていきたいと思います。
ちなみに、一眼レフは、英語で「DSLR(Digital Single Lens Reflex camera)」と呼ばれています。
海外で一眼レフを持っていると、よく、外国人に写真を撮ってくれと頼まれたり、カメラについて話をすることがよくあります。
WEBデザイナーという仕事は、商品や、人物、サービス等の写真を扱うことも多いので、WEBデザイナーと写真というのは、切っても切れない関係にあると僕は思っています。
カメラマンじゃないからといって写真やカメラの知識があるWEBデザイナーと、知識の無いWEBデザイナーとでは、WEBデザイナーとしての価値が変わってくるとも思っています。必須ではないですが、大きな付加価値となるでしょう。
カメラや写真に詳しくなる事で、WEBサイトに掲載する写真の選定、切り抜き、加工、構図、配色等のセンスも同時に磨かれていきますので、クリエイターとしての腕を磨く為の課外活動としておすすめしたいジャンルの一つです。
カメラの種類
まず、一般的にカメラの選択として、下記のようなものがあります。
簡単にではありますが、少しずつ特徴を解説していきたいと思います。
iphone等のスマホ内蔵のカメラ
これは今やほぼ一人一台持っているものだと思います。
スマホ内蔵カメラは、携帯性に優れており、とても便利で、気がついたときにサッと取り出して撮影できるというメリットがあります。
最近では、iphone6 plus等に見られるように800万画素で、f=2.2という高性能レンズを備え、動画はフルHD画質(1920×1080)で撮影できるものもあり、綺麗に撮れるようになってきてはいますが、一眼レフに比べるとセンサーもレンズ性能も劣り、色の階調、立体感などの質感が落ちますし、明るさ(露出)の調整やシャッタースピード、感度の調整等、細かい設定でのパフォーマンスが低い為、狙ったイメージで綺麗に撮影するのが難しくなります。
写真加工用のアプリ等がかなり出回っていますが、アプリのクセに依存してしまう形になってしまうので、基本的な知識を身につけるのにふさわしいとは言えません。
コンパクトデジタルカメラ
コンパクトデジタルカメラも、最近は高画質のものも増えてきていますし、携帯性に優れており、
スマホのカメラに比べると当然綺麗に撮れます。
ただ、高画質な一眼レフとの違いとして、「CMOSセンサー」や「CCDセンサー」という光を受ける部分の面積(センサーサイズ)が小さいので、やはり、一眼レフに比べると画質は劣ります。詳細は後述しますが、ここがカメラの画質を決める大きなポイントの一つです。
レンズも交換式で無いものが多いので、被写体によってレンズを変えるということができません。
一眼レフ
一口に一眼レフといっても種類がいろいろあります。
今回はセンサーサイズを中心に3つに分けて説明していきます。
その前にセンサーサイズって何?っていう人のために簡単に説明しておきます。
センサーサイズって何?イメージセンサーとは?
イメージセンサーは、レンズから入った光を電気信号に変換する半導体(撮像素子)です。
人間の眼でいえば網膜に相当する部分で、その性能がデジタルカメラで撮る写真の画質を大きく左右します。
センサーサイズが大きいほど高画質になりますし、一眼レフ特有の背景の後ボケの効果なども大きく、美しくなります。一眼レフの種類はおおよそ下記の3つセンサーサイズに分かれます。
デジタル一眼レフ (フルサイズ)
フィルムでカメラを撮っていた時代のフィルムサイズが35mmのサイズであったことから、これと同等のセンサーサイズを使用したものがフルサイズと呼ばれています。
英語圏では、full frameと呼ばれています。
これが一般的にプロカメラマンが使用しているサイズになります。
フルサイズ機の一眼レフを使用しながら、様々な撮影技術を駆使し、状況に応じて、ストロボ等の照明器具や三脚、レリーズやレフ版といった様々な道具を使いこなしながら撮影を行います。
デジタル一眼レフ (APS-C)
このサイズはプロのカメラマンでも使っている人はいます。ハイアマチュアからプロ向けといえます。
APS(アドバンストフォトシステム)という規格のフィルムのサイズで、幅が22mmから23mほど、高さが15cmのサイズで、フルサイズに比べると少し小さいサイズになります。
このクラスのカメラであれば撮影技術を学べばプロと同レベルの撮影が可能になります。
下記のミラーレス一眼に比べると、重量が重くなってきますので、持ち運びが大変になってきます。
ミラーレス一眼 (フォーサーズ)
数年前からかなりの勢いで普及しているジャンルのカメラです。マイクロ一眼・ミラーレス一眼とも呼ばれるものは、フォーサーズというセンサーサイズを使用しているものが多いです。
従来の一眼レフカメラと比較して、撮影用レンズの入射光を光学式ファインダーに導くための反射ミラーが存在しないことから、そう呼ばれています。
一眼レフと名の付く割りに小振りで軽量で、レンズのラインナップも充実しています。
オシャレなデザインの商品が多いので、女性にもなじみやすく、人気があります。
特に、オリンパス、パナソニックが本体、レンズ共にかなりの数の製品を発表しています。
センサーサイズは、フォーサーズと名の付く通り、4/3型サイズのセンサーが搭載されています。
フルサイズに比べると勿論画質は落ちてしまいますが、初心者やアマチュアにとっては十分な高画質を得られるので、最初はこのあたりからスタートすると予算的にも、カメラの勉強にもいいかと思います。
まとめ
センサーサイズで画質が大きく変わりますので、妥協なしで最高の画質が欲しいならフルサイズ、手軽に持ち運びしながら一眼レフのようにレンズ交換が楽しめてそこそこの画質が欲しいのであればフォーサーズ、いやいやもっと本格的に撮りたいという方はAPS-Cサイズがいいと思います。
あとはメーカーや機種によって特徴が異なりますので、カメラ販売店にいろいろ聞いてみると良いでしょう。
次回は、カメラのメーカー別の特徴をお伝えしたいと思います。